『市況報告』vol.205(11月号)を11/7(金)に発行しました!
パンテックでは世界のプラスチックリサイクルの市況についてまとめた『市況報告』を毎月配信しています。今後とも、皆様のお役に立てる情報をお届けできるよう努めてまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
今回は『市況報告』の記事の中から、韓国、2026年1月よりrPET義務化で冷え込む需要の回復に期待の冒頭部分をご紹介いたします。
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韓国|2026年1月よりrPET義務化で冷え込む需要の回復に期待
韓国では、政府が推進するリサイクルPET(rPET)利用義務化の取り組みが進む一方、需要面では伸び悩みが続いている。2025年9-10月の市況ではrPETペレット価格が軟化傾向を示し、繊維向け需要の低迷が鮮明となっている。
韓国環境省は、2025年2月に改正した「資源の保存及び再資源化の促進に関する法律」を、2026年1月1日に施行することを発表した。今回の改正により、ペットボトル製造企業に対する再生プラスチック原料の使用義務が一層強化される。また、再生プラスチックの使用が義務付けられる業種や対象企業の範囲も拡大し、プラスチック汚染の防止と気候変動対策のさらなる推進が期待されている。
ボトル入り飲料水およびノンアルコール飲料を製造する企業は、透明(無色)のポリエチレンテレフタレート(PET)ボトルに再生原料を配合する必要があり、今回の改正案の施行により、PET飲料ボトルへのrPET10%以上の使用が義務付けられる方針である。…
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(『市況報告』にはこの記事以外にも世界各国に関する記事が掲載されています。)
No.205 2025年11月号の目次はこちら
| 目次 ◾️中華人民共和国|中国の汎用プラスチック市況報告(2025年10月) ◾️ベトナム|ベトナムPMI 3か月連続50以上で緩やかな需要回復の兆し ◾️韓国|2026年1月よりrPET義務化で冷え込む需要の回復に期待 ◾️インド|印PP・PE市場、安価な輸入品流入で国内価格が急落 ◾️アメリカ|WM社の新工場停止でフィルムリサイクルの課題浮き彫りに ◾️PANTECH NEWS|EUのPPWR(包装・包装廃棄物規則)に対応! 再生原料を使った放送資材のオーダーメイドサービスを開始! |