貿易事務・営業事務 A.S 2018年入社

胸を張って誇れる仕事

きっかけ=チャンスを見逃さない

大学を卒業後、かねてから内定を頂いていた企業へ無事就職させていただき、社会人としての意義を感じながら仕事をさせていただいていました。
仕事はとても楽しく、職場の先輩や仲間もみな良い方ばかりで、うまく軌道にのった社会人生活を過ごしていました。この生活の中で『何気ないごく自然な日々が幸せなことなんだ』と当初は思っていましたが、月日が経つにつれ、いつしかその気持ちは毎日がただ漠然と過ぎているだけのように思えてきてしまい、『本当にこれでいいのかな』というもどかしい思いを抱くようになっていました。この一度しかない人生、絶対に後悔だけは残したくないという気持ちに嘘をつくことが出来ず転職を決意し、新しい未来へ向けて歩むと決めたことを懐かしく感じます。

転職活動期間中は、何を判断基準に会社を選ぶかで大いに迷いました。
目指すべき道が分からなくなりかけたとき、偶然ながら学生時代に出会った『生き方』という本(稲盛和夫氏著書)を再び手に取る機会がありました。何かに引かれるようにもう一度読み進め、『私も同じように高い志をもって仕事に打ち込んでみたい―』と再び心の中に希望の灯りを見いだせた矢先、パンテックのホームページに出会いました。
リサイクルという言葉こそ知ってはいたものの、その言葉が具体的にどういった活動を指しているのかまでは知りませんでした。ですが会社概要や経営理念を見ていくうちに、稲盛氏の本を読み終えた時と似たような感覚を覚え、この会社で働きたいという強い思いが今の私をここまで導いてくれたのではないかと思っています。

その先を見る

パンテックに入社間もない私を最初に待ち受けていたのは、当然ながら初めて目や耳にするプラスチックの情報と貿易に関わる業務の奥深さでした。
プラスチックと一口に言っても、数多くの樹脂と呼ばれる種類が存在しているだけでなく、その一つ一つがすべて違う性質を持っており、先輩たちから教わることに対しメモを取ることだけで精いっぱいでした。たとえ色目や形は似ていたとしても、使用される用途は樹脂ごとによって全く異なっており、もしお客様に間違ったアイテムを提供するようなことがあれば、現場で働く数多くの人を巻き込んだトラブルに発展してしまいます。

貿易業務についても同じことが言えます。国内のお客様から買取したアイテムを、海外へ出荷する際に運送、倉庫、加工、乙仲、船社といった多様な業種の方を巻き込んだ仕事を行うため、常にミスが無いよう細心の注意を払ってお客様の対応にあたっています。
とは言え人間誰しも失敗するときはあります。
その時に心がけなければならないのは、臆病になってはいけないということだと思っています。先輩方の姿勢から学ばせていただいていますが、一度の失敗で挫けてしまっていては日々変化するお客様のニーズや市況の動きに対応することは難しくなってしまいます。
自ら積極的に学び取ろうとする姿勢を評価してくれる会社なので、失敗を糧にするマインドを失わないことを常に心がけています。

共に会社を作り上げる仲間たちと

先輩社員皆さんに共通していることですが、人を思いやる心だけでなく、常日頃から仕事以外での話をすることで互いの距離感を縮めることに長けていらっしゃる方ばかりです。
入社間もない頃は、他愛もない世間話から仕事の悩み、不安といったところにまで視点を広げて接していただいたおかげで、職場環境に慣れるまであまり時間はかかりませんでした。
この先輩たちが作ってくれた暖かい雰囲気を、私自身も率先して作っていける様になりたいと思っています。仕事、プライベート関係なく何でも話し合える、相談しあえる関係を築くことで頼ってもらえるリーダーになっていけたら最高だと感じています。

もう一つ私の中で目標にしていることは、相手の言わんとしていることを汲み取って行動できる人になることです。今は先輩やお客様から受けた指示や依頼事項を忠実にこなすことで精いっぱいですが、ゆくゆくは常に一歩先を見据えた行動をさせていただくことで、社内外問わず必要とされる唯一無二の存在になれるよう、日々勉強の毎日です。