国内営業 H.T 2022年入社
グローバルにプラスチックの
資源循環を推進する

自分の想い描くキャリアを築く
『この会社であれば、自分の想い描くキャリアを築ける。』
面接を重ねるごとに、パンテックという会社を知れば知るほど、その想いが強くなったことが、最大の入社の決め手でした。
学生時代、アメリカ アリゾナ州の大学に1年間留学していた際に受講したサステナビリティの授業をきっかけに、環境問題への関心が高まり、就職活動では企業選びをする上で「サステナビリティ」を重要視していました。加えて、留学を通じて学んだ語学力も活かしたかったので「グローバルな仕事ができること」、そして「地元の九州に貢献できること」、また大企業では組織が大きいがために、若いうちはなかなか主体的に仕事ができないのではないかと考え、「中小規模の会社であること」を企業選びの判断軸としていました。そこで出会ったのが、パンテックでした。
ウェブサイトを見てみると、プラスチックリサイクルという事業を通じてサステナビリティの向上に貢献している。そして、日本国内だけでなく海外にもグローバルに展開していて、九州に支店もある。会社規模としてはそこまで大きくないものの業界のリーディングカンパニーとして大手企業からも信頼が厚く、若手人財が活躍している…
「私が働くのはここだ」と直感し、すぐにリクルートサイトからエントリーしました。
面接はとにかく話していて楽しかったのが印象的でした。決まった質問を坦々と投げかけるような面接をする企業もありますが、そうではなく、質問への回答を深掘りしてくれて、本心や本音の部分を引き出そうとしてくれました。私に関心を持ってくれているということが伝わってきたので話しやすく、一人ひとりの意見や個性を尊重してくれる会社なんだと感じました。
また面接では理念が浸透していることを感じました。面接でお話させていただく中で、「三方よし」や「クレド」が従業員の皆さんに根付いていることが言葉の節々や立ち振る舞いから感じられ、会社としてのベクトルが揃っていることがわかりました。私はチームスポーツをやっていた経験から、チームとして成果を出すためにはメンバー全員が同じ方向を向いていることが重要だと思っているため、この点においてもパンテックに魅力を感じ、エントリー前に感じた「私が働くのはここだ」という直感が確信に変わりました。

「三方よし」のビジネスモデル
入社して3ヶ月間はみっちり研修を受けさせていただきました。ビジネスマナーからパンテックの理念、そして業界の基礎知識などから始まり、先輩に同行させていただきながら実務を通して手取り足取り指導をしていただきました。その他、樹脂や関連する法律など、関連する専門知識についても外部顧問から学ぶ機会があったりと、充実した研修期間を過ごさせていただきました。
はじめは言葉の意味すら分からず、話の内容についていけないことが多く不安に感じることもありましたが、研修期間を通じて、そうした不安も解消されました。何より従業員の皆さんが優しくて、私が困っていたり、不安に思っているとそれを感じ取ってすぐにお声がけいただけるので、本当に助けられています。社会人の人間関係はもっとドライなものを想像していたのですが、良い意味で裏切られました。もちろん人間関係の良し悪しは会社にもよるかと思いますが、パンテックはとても人間味あふれる温かい会社だと思います。
まだまだ分からないことも多く、先輩に質問攻めをしながらでないと仕事を進められない状態ではありますが、忙しいながらも楽しく仕事ができています。このアイテムであればどこで加工してどのようにリサイクルしていけばよいのか、そうしたことも徐々に分かってきて、点と点がつながってきた感覚があります。お客様の課題を解決したり、理想を実現するためのスキームを組み立てていくことに、この仕事の面白みを感じています。

共に会社を作り上げる仲間たちと
研修期間の最後には、先輩にサポートいただきながらではあるものの、今までになかったプラスチックリサイクルの国内商流を構築することができました。これによりプラスチック廃棄物を排出する企業様をはじめ、再生原料化を担ってくれる加工工場様、再生原料のユーザー様、そしてパンテックの全社にメリットが生まれ、なおかつプラスチックが資源として循環することで、石油資源の使用やGHGの排出を抑制できて地球環境にもポジティブな影響を与えることができました。
この経験を通じて、改めてパンテックのビジネスモデルが、売り手よし、買い手よし、世間よしの「三方よし」を体現しているものであり、社会課題の解決につながる意義のあるものであることを再認識できました。

日本と世界のギャップを埋める
まだまだ先輩の方々のサポートなしには仕事が回らないので、早く独り立ちできるようになることが直近の目標です。はじめから質の高い仕事はできないと思うので、まずは量をこなすことに注力し、知識とスキルを磨きつつ、経験を積み重ねていくことが重要だと考えています。そうして入口から出口までのリサイクルスキームの構築・運用を一人でできるような実力をつけたいと思っています。
これは面接時にもお伝えしているのですが、当面は国内営業として業務を行いながら、ゆくゆくは海外営業としてグローバルに仕事をするというのが私のパンテックにおけるキャリアプランです。今はコロナ禍で海外出張がしにくい環境下なので、今のうちに海外営業としても通用する実力をつけておき、アフターコロナ時代にはグローバルにプラスチックの資源循環を推進できる人材になっていたいと考えています。
またファストファッションや化粧品、カフェチェーンなど、生活に身近な企業からも多くのプラスチック廃棄物が排出されており、資源として循環できていない現実がありますので、今までどの企業もリサイクルできていなかったアイテムを資源循環させるスキームを構築することにもチャレンジしたいと考えています。やはり今までなかったスキームを新しく作ることは、そのだけ社会的なインパクトも大きいので、キャリアを通じてぜひ実現したいと思います。
022年4月1日に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(プラスチック資源循環促進法)が施行され、日本でもプラスチックの資源循環の動きが今まで以上に求められるようになっています。とは言え、商談や展示会で直に企業のご担当者様と接する中で感じるのは、まだまだ情報収集段階の企業様が多く、具体的なアクションにまで落とし込めている企業様は少ないということです。これは私たちのようなリサイクラーから、有効なソリューションが提供できていないことの裏返しとも言えますので、パンテックとしてまだまだやるべきこと、やらなければならないことが多いと感じています。
日本のプラスチックリサイクル率が25%程度であるのに対し、欧米では40%を超えるような国もあり、日本は世界の環境先進国に比べて水をあけられている状態です。その分、成長余地が大きく、やりがいを感じます。日本企業がグローバルなグリーンシフトの動きに遅れを取らないよう、お客様に寄り添う「伴走者」として各社のプラスチック資源循環の取り組みを支援し、「プラスチックの資源循環経済の構築を通じて地球を再生する」というパンテックのビジョンの実現に貢献したいと思います。