わたしたちについて
コンセプト

「環プラ」は株式会社パンテックの登録商標です。
パンテックはプラスチック資源に新たな価値を創造し、
日本国内のみならず、世界中で循環させる「環プラ」プロデュースカンパニーです。
SDGsやESGが重要度を増す中、企業や社会の「環プラ」をワンストップで全方位的にプロデュースすることを通じて、プラスチックの資源循環およびサーキュラーエコノミー(循環経済)を推進します。

パンテックは設立以来、製造工程で発生するプラスチック廃棄物(プレコンシューマー材)や消費者の使用済みのプラスチック廃棄物(ポストコンシューマー材)を回収し、再生プラスチック原料に変えて、国内外で流通させるマテリアルリサイクルを根幹に事業を展開してきました。
今や再生プラスチック原料の取扱量は日本で最も多く、各種大手メーカー様をはじめ、約1,500社のお客様とお取引をさせていただいており、パンテックの事業基盤となっています。【phase 01】
近年、地球環境の悪化を背景にSDGsやESGの重要度が増し、環境配慮型のアクションが求められ、サーキュラーエコノミー(循環経済)への移行が急がれています。プラスチックのリサイクルも例外ではなく、これまで以上に環境に配慮したリサイクルスキームの構築が社会的な課題として捉えられています。パンテックでは従来型のマテリアルリサイクルからさらに踏み込んだサーキュラーエコノミーを推進するため、新たに専門チームを立ち上げ、クローズドループの構築を目指す取組みに乗り出しました。ゆくゆくは、プラスチックの資源循環を企業単位ではなく、社会全体で行えるよう「環プラ」の社会実装を目指しています。【phase 02】
しかし、そのビジョンの実現のためには、製品が製造される前の商品設計の段階から、リサイクルのしやすさを念頭に置いたサーキュラーデザインの考え方を取り入れることが必要不可欠です。もちろん商品設計の変更は容易ではありませんが、パンテックでは持続可能な社会に向けて、志を同じくするお客様とともに、研究開発を進めながら、サーキュラーデザインの支援も行っています。【phase 00】
以上のように、パンテックのビジネスフィールドは、プラスチック製品のライフサイクル全体に広がっています。
数字で見るパンテック

選ばれる理由

ワンストップ・ソリューション
パンテックは従来型のプラスチックのマテリアルリサイクルはもちろん、製品の企画・開発段階におけるサーキュラーデザイン支援からクローズドループの構築に至るまで、企業や社会の「環プラ」をワンストップで全方位的にプロデュースすることができる日本で唯一の会社です。

取扱量業界No.1
パンテックはプラスチック廃棄物及び再生プラスチック原料の取扱量が年間98,000tで国内No.1です。汎用樹脂だけでなく、エンプラやスーパーエンプラも取り扱っており、売り買い両面でお客様のニーズに応えることが可能です。

ファブレス
パンテックは自社で生産設備や物流機能を保有しないファブレスの会社です。その代わり国内外に多数の提携パートナーがいるため、案件ごとに最適な運送会社やリサイクル工場、成形メーカー等を選定し、柔軟にリサイクルスキームやクローズドループを構築することができます。

日本全国・世界25カ国への流通網
パンテックの流通網は北は北海道から南は沖縄まで、日本全国をカバーしています。また取引先相手国はアジア各国をはじめ、ヨーロッパや北南米、オーストラリア、など世界25カ国以上に広がっており、その数は日々、増加し続けています。
コンサルティングメニュー
プラスチック廃棄物の有価物化

サーマルリサイクルや産業廃棄物となっているプラスチック廃棄物を、マテリアルリサイクルが可能となるよう、分別指導や輸送効率の改善、最適な再生原料加工、販売チャネルの開拓など、有価物化に向けたコンサルティングを行います。工場や物流センター単位のみならず、企業や施設、エリア単位で実施することも可能です。
リサイクルコンパウンド

ヒアリングを通じてユーザーの再生プラスチック原料のニーズ(スペック)を確認し、取扱量業界No.1の豊富な母材をベースに、試作を行いながらブレンド比率を調整し、希望物性に最適化したコンパウンドペレットをオーダーメイドで製造します。様々な樹脂に対応可能で、再生プラスチック原料を安定的に供給します。
プロトタイピング

再生原料化が困難とされているアイテムの製品化を見越した試作加工・研究開発を行います。対象アイテムの特性を踏まえながら、最終製品のアイデア出しから、コンセプトメイキング、プロトタイピングに至るまで、お客様とワンチームとなってストーリー性のある循環型プロダクトの製品化を一気通貫して支援します。
クローズドループ

事業活動の中で発生するプラスチック廃棄物を活用した循環型製品の製造スキーム構築支援を行います。また、お客様のプロダクトに対して、リサイクルのしやすさを念頭に置いたサーキュラーデザインの考え方を商品設計の段階から組み込み、サーキュラーエコノミーを推進します。
社会実装

プラスチック資源を循環させるスキームを企業単位で構築することはもちろん重要ですが、それだけではサーキュラーエコノミーを社会として推進することは困難です。企業の「環プラ」の取組みを、施設単位やエリア単位に拡張させ、社会実装していくことで、循環社会の形成を後押しします。