2010.04.23

森林ボランティア活動レポート(2010.04.23)

  • お知らせ

近江八幡市伊崎半島国有林「伊崎ふれあいの森」におきまして、3月と4月に森林ボランティアによる活動が、NPO 法人ヒマラヤン・グリーン・クラブ主催にて行われました。

1. 2010年3月20日

爽やかな春を感じる、すばらしい晴天のもと、サクラの植樹が行われ、パンテックのスタッフ2名と家族の小学生2名が参加しました。
一本のシダレザクラをパンテックで担当し植樹しました。スコップを使って穴を掘り、桜を植え、のこぎりで切った竹を添え木にし、植樹完了。初めて参加した小学生も日常生活ではできない貴重な体験をすることができたようです。
4年後には今回植樹したサクラの花を見ることが出来るそうです。サクラの開花を楽しみにし、森を大事に育て見守っていきたいです。

2. 2010年4月10日

サクラが爛漫と咲き誇る暖かい日差しのもと、自然観察会を兼ねたハイキングが行われました。パンテックのスタッフ5名と家族の小学生・保育園生4名が参加しました。
まず、ヒマラヤン・グリーン・クラブでこれまでに植樹した木々に、ネームプレートをつける作業を行いました。植物辞書と資料を片手に木の葉・幹・花や実の特徴を確認しながら行いました。参加された方の中には、木々の特徴に大変詳しい方がおられ、色々なお話を聞かせていただき、大変勉強になりました。

展望台から向かいの斜面には、遠くてもカワウの被害をはっきりと見ることができました。カワウはヒノキのてっぺんの枝を折って巣を作ります。糞害のために、緑の木の葉がグレーに変わっていました。枝を折られたヒノキは成長することができず、立ち枯れしてしまうそうです。実際に被害のある辺りを歩くと、その被害をひしひしと感じました。

私たち大人はもちろんですが、地球の未来を担う子供達にも、身近に起こっている環境問題をとおして、地球のために出来ることを考えてほしいと思います。