2023.09.21

滋賀県の短期職業体験企画でハノイ工科大学の学生2名のインターンシップを受け入れました

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左から、パンテック海外営業部部長黒木、トゥエットさん、ルックさん、海外営業部ハイ


高度な技術を身につけたベトナムの大学生たちに、人手不足に悩む県内の製造業などで仕事を体験してもらい就職につなげる目的で滋賀県が企画した「令和5年滋賀県企業文化等体験」で、パンテックはハノイ工科大学の大学生2名をインターン生として受け入れました。

 

PROFILE

 

トゥエットさん

ドアン・ティ・アイン・トゥエットさん
ハノイ工科大学 英語学部
■短期職業体験企画に参加しようと思った理由
私が在学しているハノイ工科大学では、滋賀県が日本語講座を提供しています。その日本語講座に参加したところ、実際に日本の滋賀県で職業体験ができるプログラムがあることを知って、そのプログラムに参加するために頑張って日本語を勉強しました。
参加を希望した理由は、日本の企業の環境や働き方を知って、将来の就職先の参考にしようと考えたからです。

ルックさん

マク・ダン・ルックさん
ハノイ工科大学 制御工学・自動化学学部
■短期職業体験企画に参加しようと思った理由
滋賀県で職業体験をすることで、日本の文化や企業の雰囲気・働き方や、食べ物にチャレンジするチャンスだと思い、参加を決めました。

 

インターン生のおふたりには、830日(水)・31日(木)の2日間にわたり、パンテック本社(滋賀県大津市)でプラスチックリサイクルについて学んでいただきました。

就業を終え、今回のインターンシッププログラムについての感想や、プラスチックのリサイクルについてどう感じられたのかをインタビューしました。

 

日本や滋賀県についてどう感じましたか?

トゥエットさん:日本はうつくしい国で、特有の文化があると感じました。
滋賀県については、工業団地が多いため外国人が働ける企業も多く、また風景もきれいで食べ物もおいしいので、外国人が働きやすい環境ではないかと思いました。

ルックさん:日本はうつくしい国で、さらに工業が発展しており世界3位の経済大国です。
滋賀県は景色がきれいで気候もよく、人もゆったりしていて住みやすいように感じます。自分の性格的にも合う場所だと思いました。

どんなキャリアプラン(どこで、どんな業界で、どんな仕事に就き、どんなキャリアを築いていきたいのか)を考えていますか?

トゥエットさん:今回の職業体験でたくさんのことを学べましたし、日本で働きたい意欲も湧いてきましたが、もう少しいろんなことにチャレンジしてから将来のことは決めようと思っています。
学んだことを生かせる仕事で、とくにコミュニケーションスキルを磨いてチームで動ける仕事をしてみたいです。

ルックさん:将来は日本で働きたいと思っています。目標はファクトリーオートメーション専門の製造業工程の改善を担うエンジニアになりたいです。

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プラスチックのリサイクルやサステナブルな経営・ビジネスについてどう思いましたか?

トゥエットさん:いまの時代にプラスチックリサイクルはとても重要なことだと考えています。プラスチック廃棄物をリサイクルしないままでいると、環境や動物、そして人間にも悪影響を及ぼします。ベトナムだけではなく、現在世界中でプラスチックのごみ問題が注目されていますし、将来的にはプラスチックのリサイクルや再生プラスチックの市場が発展していくと思います。

ルックさん:プラスチック廃棄物の処理事業とリサイクル事業はとても需要があると考えています。日本に来てからごみの分別方法や、プラスチックをリサイクルして再資源化することが環境にやさしく、地球汚染を減らせるだけでなく、新しいビジネスチャンスも生み出すことができると学びました。捨てられるプラスチックを有価で回収し、再生プラスチックに加工することで再び社会に循環させるという事業を知り、世界にとってとても重要な事業だと感じました。

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お二人は日本に来る前から日本に高い関心を持っていただいていて、今回滋賀県を訪れてみて、滋賀県の環境や土地柄について「住みやすい」「働きやすい」場所と感じられたようです。また、弊社のプラスチックリサイクルのトータルプロデュース事業についても非常に興味を持っていただき、これからの世界に必要不可欠な事業とお話しいただきました。

トゥエットさん、ルックさん、ありがとうございました。またいつか滋賀県でお会いできることを楽しみにしております!