7月6日(木)、パンテックのインターン生2名が、滋賀県大津市にある滋賀県立瀬田工業高等学校にて、約30名の生徒たちを前に「みんなができるプラスチックリサイクル」をテーマにした課外事業を行いました。
パンテックは京都先端科学大学のアドバンスト・インターンシップ・プログラム(AIP:Advanced Internship Program)※に参加しており、今年は同大学の3年生2名がインターン生として2023年5月8日に入社。7月末までの3ヶ月間、弊社の一員として業務に取り組んでいます。
※ アドバンスト・インターンシップ・プログラム(AIP:Advanced Internship Program):京都先端科学大学の学生が国内の受入企業に3カ月間のインターンシップを通じて本格的に企業実務を学ぶ同大学の独自プログラム。
インターンシップでは弊社社員とともに取引先に同行訪問したり、リサイクル工場を見学したりしながら、ビジネススキルやプラスチックリサイクルについての知識を学んでいただいています。そして今回、インターンシップの集大成とすべく、出張授業の講師として瀬田工業高校で教壇に立っていただきました。
授業でインターン生たちがはじめにしたことは、文房具や学校備品など、生徒たちの身近にあるプラスチック製品へ目を向けてもらうことでした。そうして多くのプラスチックが生活の中に溢れていることを認識してもらった上で、「プラスチックのメリットとデメリット」「環境負荷の低減のために自分たちができること」などをグループワーク形式でディスカッションしてもらったり、小型の成形機を用いた加工体験などを通じて、プラスチックリサイクルの大切さと難しさを伝えました。
授業を受けた生徒たちのアンケートでは、
・とてもわかりやすい授業で今後の環境問題やプラスチックに対する向き合い方などを教えていただけました。僕たち個人ができることは少ないと思いますがまずゴミの分別をしっかりする所から始めたいと思います。
・地球環境と関わる部分を分かりやすく知ることができてよかったです。今後さらに重要になっていくことだと思うので、今回の授業の学びを今後の生活に活かしていきたいです。
・自分たちで考える時間があったり、実際に(再生プラスチック原料を使って)コースターを作って再利用をしてみるなどかなりわかりやすかったです。
など、プラスチックリサイクルとこれからの自分たちの生活について言及する内容が多くみられ、身近にありつつも目を背けがちなリサイクルへの興味関心を高めることができたのではないかと感じました。
近日、今回講師として教壇に立ったインターン生2名のインタビューを公開予定です。どうぞお楽しみに!