2023.03.03

「エコマークアワード2022」授賞式が執り行われました

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昨年当社が上市した再生プラスチック原料を50%使用した再生フレコンバッグが「エコマークアワード2022」(公益財団法人日本環境協会 エコマーク事務局主催)にて優秀賞を受賞したことを受け、2023年2月22日(水)パンテック本社にて授賞式が執り行われました。
授賞式では公益財団法人日本環境協会の常務理事の山縣様と同協会事業推進課 課長代理の津崎様から、表彰状とトロフィーを授与していただきました。

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エコマークアワードは、「消費者の環境を意識した商品選択、企業の環境改善努力による、持続可能な社会の形成」に大きく寄与する取り組みをした企業・団体等を表彰するものです。

市場で流通するフレコンバッグの多くがバージン原料100%で作られているのに対し、今回エコマークアワードを受賞した再生フレコンバッグは、使用済みフレコンバッグ由来の再生プラスチック原料を50%使用して作られています。これにより、従来品のフレコンバッグと比較して、CO2の排出量を28.7%抑制することが可能です。エコマークアワードでは、フレコンバッグのライフサイクルを通じた環境性能を高く評価いただきました。

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■選考委員会評価コメント
プラスチックリサイクルを主事業として展開する株式会社パンテックは、プラスチック廃棄物をごみとして処理するのではなく、資源として循環させる持続可能な社会実現のへ貢献を目指している。
ペレット等のプラスチック原料をはじめ、穀物や飼料、土砂などの粉粒体を大量輸送する際に使用されるフレキシブルコンテナバッグ(フレコンバッグ)はバージン原料主体で製造されることが多い中、使用済みフレコンバッグ由来の再生材料を50%使用した再生フレコンバッグを製造し、商品類型No.105「工業用繊維製品」でエコマーク認定を取得した。強度が求められるフレコンバッグにおいて水平リサイクルを実現させるチャレンジを高く評価したい。従来型のフレコンバッグと比較して、新たな化石由来原料の使用を50%抑制、CO2の排出を約28.7%抑制という見える化によるわかりやすさと、通常とは異なるブルーグレーの色味での差別化が、ユーザーとのコミュニケーションにも生きている。今後、使用済みバッグの回収と再生が一層進むことを期待したい。

授賞式の場で本製品の担当者が「使ったものの始末をどうするかが大事。これからもプラスチックを廃棄することなく、資源として循環させる『環プラ』を通じて、持続可能な社会の実現に貢献したい」と話すのに対し、山縣様は「今回の受賞対象は再生フレコンバッグだが、御社が創業以来続けている『環プラ』の取り組み自体が表彰に値する」と話されました。

これからもパンテックは再生プラスチック原料を用いた環境配慮型製品の企画・開発の側面からも『環プラ』の社会実装に邁進して参ります。


【参考】
•    「再生フレコンバッグ」製品ページ
https://www.pantechco.jp/product/greenproduts/flexiblecontainer
•    公益財団法人 日本環境協会 エコマーク事務局「エコマークアワード2022」
https://www.ecomark.jp/award/2022/

まとめ

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