品質保証

Overview

循環型モノづくりを支える、
確かな品質保証。

パンテックは、循環型モノづくりの一端を担う企業として、すべてのステークホルダーの皆様に安心して資源循環の輪に参画していただけるよう厳格な品質保証体制を整えています。

サプライチェーンを統括する専門部門が、自社設備を用いて再生プラスチック原料の物性を測定・評価。さらに、日々の事業活動を通じてリアルタイムに拡張し続ける独自の「資源循環データベース」を活用することで、潜在的なリスクの早期発見、複雑な環境法規への適応、迅速かつ継続的な品質改善へと繋げています。

お客様の期待に応え、ステークホルダーの皆様との共創を通じてプラスチック資源循環そのものの価値を高めていくために、パンテックは常に品質の進化を追求し続けます。

Certifications

保有認証

GRS認証

パンテックは、リサイクル素材の含有率やトレーサビリティ(追跡可能性)を認証する国際規格「GRS(Global Recycled Standard)」の認証を取得しています。
回収・再生原料化を行うリサイクル事業者から、保管倉庫、最終サプライヤーに至るサプライチェーン全体が適切に管理され、追跡可能であることが認められています。リサイクル素材の正確な含有率管理をはじめ、厳格な化学物質制限、環境的・社会的要件をクリアした透明性の高い供給体制を通じて、グローバル基準の再生プラスチック原料をお届けします。

ISO9001・ISO14001認証

パンテックは、品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」に基づき、高品質な製品とサービスを安定的に提供する体制を構築しています。体系的なプロセスの維持と定期的な内部・外部監査の運用を通じて、継続的な品質向上を推進しています。
同時に、環境マネジメントシステム「ISO14001」の認証取得により、事業活動における環境負荷の低減を徹底。資源循環をデザインする企業として、エネルギー効率の向上や廃棄物削減のみならず、プラスチック資源の最適な循環を通じて持続可能な社会の実現に貢献しています。

Warranty system

保証体制

  • 1

    トレーサビリティ(追跡可能性)の担保

    排出企業における拡大生産者責任の遂行から、需要家におけるグリーン調達まで、資源循環を進める上で重要な「追跡可能性」に対し、パンテックは不要なプラスチックの回収から再生原料化、コンパウンド、最終供給に至る全工程を一元管理。記録に基づく透明性の高いプロセスを構築することで、確実なトレーサビリティを担保しています。

  • 2

    再現性のある品質管理体制の構築

    再生原料化における加工条件は、再生プラスチック原料の品質に直結する重要な要素です。パンテックでは、再生原料化を委託するパートナー企業と緊密に連携し、素材ごとの最適な加工条件を策定。再現性のある品質管理体制を構築し、安定したクオリティの原料供給を実現しています。

  • 3

    出荷前検査の実施

    再生プラスチック原料の供給開始前に、仕様や納入条件について需要家と共同で取り決めます。その基準に基づき、ロットごとに出荷前検査を実施。仕様・条件を満たしていることが確認できた製品のみ供給しています。

  • 4

    ライフサイクルアセスメント(LCA)の算定支援

    再生プラスチック原料の使用にともなうCO₂削減効果について、パンテックでは一般社団法人サステナブル経営推進機構のLCA算定ソフトウェア「MiLCA(ミルカ)」を活用した算定体制を構築しています。客観的なデータ提供を通じて、需要家におけるScope 3(GHG排出量)の把握や、確実な削減策の検討・実行をサポートします。

CDC

検査設備

サーキュラーデザインセンター(CDC)は、ステークホルダーとの共創を通じて、プラスチックの資源循環の推進・高度化を図る拠点です。
CDCには再生プラスチック原料の物性を測定・評価する各種検査設備・機器を導入。素材や加工に関する情報と物性情報を紐付け、これまで断片化していた資源循環に関する情報を繋ぐ独自データベースの構築・運用を推進しています。
CDCにおけるすべての機器および測定・検査手順はISO規格に準拠。さらに、測定値の有効性を高める定期的な自主校正の実施をはじめ、高精度な分析を維持するための環境管理を徹底しています。

検査設備一覧

  • 01

    射出成形機

    ISO 294-1・JIS K 7152-1に準拠したA型金型を用い、ISO 20753・JIS K 7139に準拠したA1型試験片を成形しています。

  • 02

    ノッチングマシン

    ISO 2818・JIS K 7144に準拠し、成形された試験片に対して、側面切断や正確なノッチ(切り欠き)加工を行っています。

  • 03

    シャルピー衝撃試験機

    ISO 179-1・JIS K 7111-1に準拠し、ノッチを入れた試験片を破壊することで、材料の靭性や脆性を評価しています。

  • 04

    MFR(メルトフローレート)測定器

    ISO 1133・JIS K 7210-1に準拠し、樹脂の種類に応じた最適な温度と荷重でメルトフローレートを測定しています。

    [PP/PE/PSの温度と荷重]
    PP: 230°C、2.16 kg
    PE: 190°C、2.16 kg
    PS: 200°C、5 kg
  • 05

    引張曲げ試験機

    ISO 527・JIS K 7161-1に準拠した引張試験、およびISO 178・JIS K 7171に準拠した曲げ試験による各物性データの測定を行っています。

  • 06

    比重測定器

    ISO 1183-1・JIS K 7112に準拠し、水置換法を用いて比重を測定しています。

  • 07

    蛍光X線(XRF)分析装置

    IEC 62321-3-1・JIS C 62321-3-1に準拠し、マグネシウム(Mg)以上の重元素の識別・測定に対応するとともに、RoHS指令で規制される各物質の最大許容濃度[鉛・水銀・六価クロム・PBB・PBDE:各0.1 wt%以下、カドミウム:0.01 wt%以下]の基準に準じたスクリーニング分析を行っています。

    【対象物質の最大許容濃度】
    鉛(Pb): 0.1 wt%、
    水銀(Hg): 0.1 wt%、
    カドミウム(Cd): 0.01 wt%、
    六価クロム(Cr6+): 0.1 wt%、
    ポリ臭化ビフェニル(PBB): 0.1 wt%、
    ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE): 0.1 wt%
  • 08

    フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)

    ISO 10640・JIS K 7120に準拠し、サンプルの構造および組成の分析を通じて、微小な異物や物質による汚染の有無を迅速に識別・確認しています。

  • 09

    テストピース

    ISO 20753・JIS K 7139に準拠し、各測定の要件に応じたノッチ(切り欠き)やサイドカットの追加加工を行い、高精度な評価試験に供する各種試験片を調製しています。

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